バイナリーオプションやFXをやっている時に必ずといっていいほどお世話になるチャート。
主にMT4やMT5、トレーディングビューを使用していると思います。
テクニカル初心者がまず覚えなければいけないことは、トレンド。
トレンドには2種類あります。
また、トレンド以外には1種類。
チャートはこの3種類のみで構成されています。
まずはこの3種類をしっかり覚えておきましょう!
バイナリーやFXでチャートのトレンドの2種類
トレンドには2種類あります。
1つは上昇トレンド。
このように、特定の通貨ペアで上昇の勢いが強く上方向にチャートが動いている状態です。
FXやバイナリーでは、初心者はトレンドに逆らってエントリーはしないほうが良いでしょう。
そのために、上昇トレンドが働いている時には上方向にエントリーするのが原則です。
もう一つのトレンドは下落トレンド。
下降トレンドとも呼びます。
上昇トレンドとは反対に、特定の通貨ペアで下落の勢いが強い状態を指します。
このように、右に進むに従ってチャートが下落していくことを下落トレンドと呼びます。
下落トレンドに逆らって一瞬上昇も見られましたが、この上昇は否定されて、下落トレンドが継続されていますね。
このようにチャートではダマシもありますが、トレンドは継続します。
どこかでは下落は止まりますが、トレンドが発生している時には同じ方向に基本的には進んでいきます。
バイナリーやFXでチャートのレンジ
上昇トレンド、下落トレンド以外のチャートの種類は、レンジです。
レンジとは上に行くか下に行くか、方向が定まっていない状態のことを指します。
レンジが終わると上昇トレンドか下落トレンドが始まりますが、いつから始まるか予想することは困難。
しかも、どちらに進むのかもトレンドが発生するまでは明確にはわかりません。
そのため、レンジが発生している時には手を出さないのが賢明でしょう。
バイナリーやFXでチャートでトレンドの終わりを予測するには?
バイナリーやFXでは、チャートを見てトレンドの終わりを予測することが多々あります。
これは水平線やトレンドライン、チャネルラインを利用して判断していきます。
トレンドラインは高値同士、あるいは安値同士を結んで引いたラインです。
トレンドラインの対局となるのがチャネルライン。
上昇トレンドが発生している時にはトレンドラインに沿って動くことが多くあります。
しかし、トレンドラインに到達せずに下方向に動き、チャネルラインでサポートされる時があります。
そしてチャネルラインでサポートされずに下抜けしたときには、トレンドが終了したことが疑われます。
このサポートラインとチャネルライン同様、トレンドの終わりを判断するときには水平線を使うこともあります。
強い抵抗帯、支持体があるとそこで跳ね返されてトレンドが転換することがあります。
もちろんトレンドの転換だけでなく、レンジに移行することも十分にあり得ます。
トレーダーはこのようなトレンドラインやチャネルライン、水平線などを駆使してチャートを分析していきます。
もちろんそれ以外のインジケータを使用して判断することも多くあります。
まずはチャートには上昇トレンド、下落トレンド、レンジの3種類があるということ。
そして、トレンドライン、チャネルライン、水平線を使ってトレンドの転換を予測する、ということを覚えておきましょう。
水平線についてはこちらを参考にしてください。
トレンドライン・チャネルラインについてはこちらです。
バイナリーやFXでチャートは3種類だけ?初心者はこれを覚えようまとめ
テクニカル初心者がまず覚える必要があるトレンドとレンジ。
チャートはこの3種類で構成されていることを紹介しました。
まずはチャートを見て、上昇トレンドか下落トレンドか、それともレンジなのかを把握できるようにしましょう。