成功思考

後悔を減らすテクニック・プロジェクションバイアスに捉われない

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あなたが成功したい!というのであれば、バイアスに捉われない習慣を心掛けることが必要です。
今回紹介するのはプロジェクションバイアス。

後悔する選択をしてしまうときには、このプロジェクションバイアスが働いているからかもしれません。
そこでプロジェクションバイアスとはなにか?

また、プロジェクションバイアスに捉われないようにするにはどのようにすればいいのか?
後悔を減らすテクニックとして、これらを紹介していきます。

後悔を減らすテクニック・プロジェクションバイアスとはなにか?

先日は「感情バイアス」について説明しましたが、今回は「プロジェクションバイアス」について紹介します。
感情バイアスについては、こちらを参考にしてください。

バイアスの意味は?選択する力を鈍らせる感情バイアスと対処法を紹介

プロジェクションバイアスとは、「今の感情をベースとして、将来もきっとこうなる」と決めつけてしまうバイアスのことを指します。

バイアスは前回も紹介しましたが、心理学用語では認知バイアスと呼ばれています。
認知バイアスは自分の思い込みや周囲の環境という要因で、自分でも理由がわからずに非合理的な判断をしてしまう心理現象です。

この認知バイアスの種類の1つであるプロジェクションバイアス。
プロジェクションバイアスは、現在の状況を未来に投影(プロジェクション)してしまい、正確な判断を妨げてしまう思考のことを指します。

プロジェクションバイアスは投資を行っている人にとっては特に注意しなければいけないバイアスです。
例えばあなたが株式投資を行っているとします。

ある株がこれから値上がりする、という情報を元に株を購入した場合を思い浮かべてください。
次の日、この予想があたり株価が上昇を始めます。

株価の上昇はじりじりと一週間経っても終わりません。
この時にあなたが思うのは、「このまま上昇を続けるに違いない」ということではないでしょうか?

これは、今の「上昇している」という感情を元に未来を簡単に予想してしまうからです。
相場はあなたの感情で動いているものではありません。

もっと大きな動きによって、価格が上下しています。
しかし、つい上昇を続いている状況を見てしまったことから、根拠がなく「価格は上昇する」と信じてしまうのが、このプロジェクションバイアスです。

投資の世界だけに当てはまるバイアスではありません。
例えば、暑くて良い天気の日にはオープンカーやプール付きの家などが売れる、ということがアメリカの研究結果で判明しています。

車や家などは、長期にわたって付き合っていく存在。
それなのに、暑くて良い天気の日はこの先も晴れることを想像して、購入してしまう人が多いそうですよ。

後悔を減らすテクニック・プロジェクションバイアスを防ぐには?

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プロジェクションバイアスにより選んでしまった選択肢は、後になって後悔を引き起こす要因となりえます。
それでは後悔を減らすにはどのようなテクニックがあるのでしょう?

それにはやはりルール作りをしておくことが挙げられます。
相場に向き合っている時にはどこで利確をするか、どこで損切をするかを前もって決めておくこと。

そうすることで、感情と切り離して利確・損切ができます。
「勝って兜の緒を締めよ」という言葉があります。

調子の良い時こそ、気を引き締めて次の戦場へ向かうべしという格言。
この通りで、勝っている時こそ初心に立ち返り、ルールに向き合うことが必要です。

結婚でも、モテているからこの先もモテ続ける。
だからすぐに結婚しなくても大丈夫。

そう思う人もいるかもしれませんね。
現実はそう簡単にはいかず、歳月を重ねると人は変わり、モテなくなることもありますよね。

現状を当たり前と捉えず、どうしたらうまくいくのかを考えていくのが後悔を減らすテクニックの1つです。

後悔を減らすテクニック・プロジェクションバイアスに捉われないまとめ

後悔を減らすテクニックとして、プロジェクションバイアスについて紹介しました。
あなたには当てはまることがありましたか?

過去を振り返っても当てはまらない人もいることかと思いますが、この先もそうであるとは限りません。
いざというときのために、このテクニックを覚えておいてくださいね。

そして、自分なりにいろいろと応用できるようにしておくと、さらに良いテクニックとなることでしょう!

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