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NISAの種類知ってる?NISA-その1

NISA

お金を効率よく増やしていくためには、少しでも有利なところにお金を置いておくことが重要です。その「有利なところ」のひとつがNISAと言われています。今回からはそんなNISAとは何かがテーマとなっております。

・NISA(ニーサ):2014年に始まった少額の投資で利用することのできる非課税制度のこと。

投資の利益には通常20.315%の税金がかかります。しかし、NISAを使って投資をしたら、この税金がゼロにできます。税金がかからない分、利益が出た際に受け取ることのできる額が増えるため、お金をより効率的に増やすことが可能です。浮いたお金をさらに投資に回せば、お金が増えるスピードはどんどん加速します。

税金の仕組み

例)NISAを使った投資で100万円の利益。

本来なら...20.315%の税金がかかり、受け取ることのできる額というのは79万6850円です。しかし、NISAで運用しているので税金がかからなくなり、100万円丸ごと利益を得ることができます。つまりNISAを利用するのとしないのとでは20万円もの差が生じるということです。

非課税で得をするために、NISAを利用する人は年々増えています。

これから投資でお金を増やしたいのであれば、NISAは活用すべき制度です。

3つのNISA

NISAには全部で3つの種類があります。それぞれ、1年間に投資できる金額や運用できる商品、利用できる人が違います。

・一般NISA:1年間に投資できる金額が120万円と、もっとも多い制度。

・積み立てNISA:非課税で投資できる期間が20年間と、最も長い制度。金融庁が定めた投資信託などを選んで運用する。

・ジュニアNISA:未成年者が利用できる制度。ジュニアNISAは2023年廃止予定。

 

一般NISAと積み立てNISAは選択制

「一般NISA」と「積み立てNISA」一緒に始めようかなと考える人もいるかもしれません。しかし、残念ながら、NISA口座は1人1口座だけしか持てないルールです。そのため、2つの制度を同時に利用することはできません(年単位での口座種類の切り替えは可能)。

まとめ

今回はNISAについての基礎中の基礎の内容でした。3つそれぞれの違いについてわかったでしょうか?その2からはそれぞれ詳しく見ていきたいと思います。

 

製作:Cafa

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