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貯金はどれくらいあればいいの?(20代編)貯金その1

貯金

「貯金」は大切ですがいったい幾ら貯めれば老後も安心して暮らすことができるのか....そんなこと考えたことありませんか??

今回はそんな「貯金」に関する疑問についてです!

 

貯金は何のためにする?

事故や失業時の急な出費に備えるため

「車を買いたい」など、具体的な目標がない限り、漠然と貯金をしようとしてもなかなか貯めることができませんよね。なんとなく「貯金をしなくては...」と思っていても、気づいたら給料日前にはぎりぎりになっている、という人も少なくないと思います。

SNSなどで「〇か月で100万円を貯める方法」などが紹介されていますが、子供がいる場合などはもっと必要になってくるでしょうし、逆にひとり暮らしの人はそのくらいの額があれば十分かもしれません。では、20代での目安はいくらくらいになってくるか....

まずは、「自分の年収の半分」を目標にして貯金をすると、万が一失業してしまったり不慮の事故にあった際にすぐ生活に困ることはないと考えられています。失業した時でも、貯金があれば失業保険と合わせて半年くらいは余裕をもって再就職・転職活動することができます。

このような予想外な出来事を乗り越えることができるかは「貯金の有無」で大きく変わってきます。いざという時に困らないように、貯金は今貰っている給料の半年分を目安に貯金していきましょう♪

貯金はどれくらいあればいいの?(20代編)貯金その1

 

3年間で年収の半分を貯めるには??

それでは貯金の目標を「給料の半年分」としたときにどのくらいの期間で作っていけばいいか。まずは3年のスパンを目標に掲げてみましょう。このスパンで半年分の給料額を貯金するためには、月収の16.7%を貯蓄に回していけばいいという計算になります。

 

例)年収300万(ボーナスなし)(300÷12=25万)、25万円が月の手取りと仮定します。
⇒25万の16.7%=4万1750円

 

月収の16.7%の4万1750円を貯金に回します。それをしっかり3年間しっかり続けることができれば年収の半分の額、150万円の貯金が出来上がるというわけです。

ただし、これはあくまで一つの目安であり、一人暮らしの場合では家賃・水道光熱費・食費もやりくりしないといけません。交際費を抑えるなどの節約をしない限りこの16.7%を捻出することは難しいでしょう。一方、親と実家で同居の場合、家賃や水道光熱費、食費を支払う必要がないことや家にお金を入れても一人暮らしの出費よりも少ないことが多いでしょう。その場合は、貯金額を捻出しやすいといえます。

3年で年収の半分というのはもしかしたら少なすぎるのでは...?と感じる方もいるかもしれません。しかし、この16.7%というのは一般的な20代の給料を考えた際に「無理なく」貯金できる最大の割合とされています。もし、「この額を捻出することが難しいな。」と感じる人は、固定費か、交際費か、カードローンか、何かしらの支出額が多すぎると考えられます。

貯金はどれくらいあればいいの?(20代編)貯金その1

 

出費のバランスは??

「16.7%」の貯金額を捻出できないという人は自分の生活費を見直してみる必要があるでしょう。そして、貯金ができない人に共通することがあります。それは《自分が何にお金を使っているか把握していない》からです。まずは、自分の出費を客観的に知ることが肝心となります。そのためにもまずは1か月、貯金や節約を意識せずに普段通り生活をして自分の出費の確認をしてみましょう。

お金の出費には大きく分けて3つに分けられます。それは、「消費」、「浪費」、「投資」です。

消費:食糧費、居住費、水道光熱費など、日常生活で欠くことのできない費用のこと。
浪費:生活に必要のないものに充てるお金のことです。たばこやお酒などの嗜好品や必要以上の飲み会のお金、買い物など無駄遣いにあたる費用のこと。
投資:必ずしも生活に必要なものではありません。しかし、将来の自分にとって有益な生産性の高いお金の使い方です。習い事や仕事につながる交際費、株購入などがこれにあたります。

レシートをこの3種類に分けて管理して1か月後に確認すれば自分の支出バランスが分かります。

・理想のバランス

⇒内訳の理想のバランスは、消費70%、浪費5%、投資25%が理想的とされています。

消費に偏っている人は、毎月の固定費を見直す必要があるかもしれません。

浪費に偏っている人は、贅沢をしすぎているのかもしれません。

投資に偏っている人は、投資が浪費になっているのかもしれません。

 

しかし、現時点でバランスに偏りがあれば直せばいいだけなので心配はいらないと思います。まずは自分の支出を客観的に知ることが重要です。

こちらが理想的なバランスの一人暮らしの場合と家族と同居の場合の一例となっています。このようにして、ご自分の現状を比較してみるとどこを直していったらよいか見えてくると思います。

まとめ

まずは、貯金をするために何を直していったらいいかを見極めて、月収の16.7%を貯金に回すことができることを目標としていきましょう!

 

次回のテーマ:「貯金をする際にどこに預けたらよいか」です!

それでは、次回もお楽しみに~

 

製作:Cafa

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