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【基礎知識】カナダドル、スイスフランの基礎知識についてザックリと書いてみた

バイナリー,儲かる

カナダドルとスイスフランについてどのような通貨なのか気になったので調べてみました。

どのような値動きがするとかではなく背景にどのようなものがあるかを書いています。各通貨の相関関係などは別記事でしていけたらいいなと思っています。

カナダドル

〇石油埋蔵量第2位の資源国

カナダはサウジアラビアに次ぐ世界第二位の石油埋蔵量を誇る天然資源国でもあることから、カナダドルは原油価格や金価格の影響を大きく受けています。2005年から2007年にかけては原油価格の高騰や高止まりを受け、対円でも大幅な上昇を続けてきました。G7にも加盟し、財政収支と貿易収支ともに黒字を維持していることから、せいじてきにも経済的にも安定しています。しかし、豪ドルなどの資源国通貨に比べるとスワップポイントが高くないため、金利面の魅力から買われることはあまりありません。

 

〇アメリカ経済の影響を強く受けている

アメリカと国境を接するカナダは、1992年に北米自由貿易協定(NAFTA)に参加するなど、アメリカ経済と非常に密接な関係にあります。アメリカ向けの輸出が総輸出の8割以上を占めるまでになっている為、アメリカ経済が堅調なときはカナダ経済にも好材料を与えるとの思惑からカナダドルが買われ、逆にアメリカ景気が不調なときはカナダ経済に悪影響を及ぼすとの観測からカナダドルが売られることが多いようです。したがって、カナダドル相場の動向を予想するには、カナダの経済指標とともにアメリカでの金融政策や雇用統計などの経済発表もチェックするようにしましょう。

カナダドルの相場は資源国通貨としての特性がより強く反映されるようになっていることから、原油価格や商品市況の動向にも、より注意する必要があります。

スイスフラン

永世中立国であるスイス連邦の通貨はスイスフランです。スイスフランの大きな特徴として、戦争やテロなどの有事にも強いという点があげられます。つまり、他国で戦争が起きたとしても、独立と領土の保全を守る永世中立国という立場を明確にしているスイスは、戦争に巻き込まれる危険性が小さいことから、資金の逃避先として注目されているのです。以前は「有事のドル買い」と言われていましたが、2001年のアメリカ同時多発テロではアメリカ自身がテロのターゲットになってしまいました。このような経緯から、2003年のイラク戦争や2006年の北朝鮮によるミサイル発射などでは、有事の際の避難通貨としてスイスフランの特性が顕著になり、今では「有事のスイス買い」とまで言われています。

スイスは永世中立国であることからEUには加盟していませんが、総輸出の60%、総輸入の80%が対EU諸国です。したがって経済的にはEUと密接に結びついている為、スイスフランの値動きはユーロの値動きと連動する傾向があります。

スイスフランの金利はほかの通貨と比較して低水準であるため、豪ドルなどの高金利通貨のようにスワップポイントを狙う投資家は少ないようです。また、有事の際にスイスフラン相場は上昇しますが、時間の経過とともに国際情勢が落ち着いて発生したリスクが軽減していくと、投資家が資金を回収して相場が下がるという動きになります。したがって、どちらかというと短絡的な投資の対象になりやすいと言えます。

 

 

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