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投資初心者におすすめは脱日本!世界に目を向けないと資産は増えない

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定年後、2千万ないと生活が立ち行かなくなるとの発言が政治家からされてかなり経ちます。
実際にみなさんはこのくらいの貯蓄はできそうですか?

単に給料を貯蓄に充てて・・・では到底間に合わない人が多いのではないでしょうか。
そこで必要なのが、この貯蓄を投資に回して資産を増やしていくことが重要。

しかし一言で投資と言ってもなにから始めればよいのかわからない・・・。
そんな人が多数いることでしょう。

そのような人は、まず世界に目を向けるべきです。
日本国内だけの投資はもはや時代遅れ。

どのようなことか、解説します。

投資初心者は日本の経済成長を知っておくべき

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引用:内閣府公式HP

戦後の日本は高度成長期でぐんぐんと経済成長していきました。
このイメージが強くある人は、いまだに日本は経済大国である、と思っている人が多いのでは。

実は日本の経済成長は、だんだんと弱まっているのが現状です。
上のグラフを見てみてください。

1980年の世界のGDPのうち日本が世界全体に占める割合は9.8%でした。
しかし、2010年には8.5%まで下がっています。

2040年には3.8%、2060年には3.2%まで下がるという資産が出ています。
これを見ると、日本のGDPが世界の成長においてかれている、ということがわかります。

日本人の特徴の一つとして、「投資が下手」ということが挙げられます。
そのため「投資-成長-豊かさ」へのサイクルがうまく循環されていません。

日本は確かに素晴らしい国です。
蛇口をひねれば普通に水が出る。

電車はきちんと定刻通りに来る。
夜で歩いても安全、財布を落としても戻ってくるという国は他にはない、といっても良いでしょう。

しかし、これらは経済成長とは別の話です。
素晴らしい国=経済成長が見込める国というわけではないのです。

過去のバブル時代では、がんばって働いて土地を購入し、その土地がどんどんと価格を上げていき価値が上昇していく。
日本の金融資産も、株高、高金利の恩恵で右肩上がり。

これが昭和の時代です。
この昭和のモデルは今や崩壊しているのが現状です。

投資初心者におすすめなのは世界への投資

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投資初心者におすすめなのは世界への投資です。
よい例がアメリカです。

アメリカの企業は、アメリカ内への需要だけではなく世界の需要を支えています。
GAFAMという言葉を聞いたことがあると思います。

Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoftの頭文字をとってGAFAMです。
これらの企業はアメリカの企業でありながら、全世界の需要を支えています。

日本では今や通勤通学の道すがら、スマホをほとんどの人が触ってなにかしらの恩恵を得ています。
これは世界でも同様です。

そのために、世界中から収益が上がっていきます。
そして、今後もさらに価値が上昇することが見込まれています。

それ以外の国でも、経済成長が著しい国があります。
代表的なのが中国、インドでしょう。

中国は先進国にかなり近づいており、インドもこれに追随しています。
今後はアフリカの工業化が進み先進国の仲間入りを果たすのでは?という予想も多くあります。

投資初心者におすすめする国際分散投資

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前置きが長くなりましたが、投資初心者におすすめする国際分散投資、を紹介します。
まず初めに投資の格言を紹介します。

それは、「卵を一つの籠へ盛ってはいけない」。
この例えは、一つの会社に一極集中して投資をしていると、その会社が倒産したら終わりということを表しています。

これは日本国内への投資も同様で、日本の企業で分散投資をしていても、日本全体が景気の低迷下が起こったら株価が全体的に下がり、日本の金融資産の価値は一斉に下落します。

このようなことから、分散投資が必要なのです。
そして、前述のとおり日本以外の経済は目まぐるしく成長しています。

そのため、世界への投資をバランスよく行うということが安全な投資方法です。
日本企業の株式を購入するのも良いですが、アメリカという超大国の企業の株も並行して購入しておいたり、インデックスファンドを購入する、という方法があります。

インデックスとは日経平均株価の日経225に連動した信託などを指します。
日経225とは、東京取引証券所の一部上場銘柄の主要銘柄225種類の平均したものになります。

海外を含むインデックスはS&P先進国REIT(不動産信託)インデックスなどがあります。
これは先進国の主要REIT銘柄から構成されます。

MSCI ACWIは23の先進国および新興国の大型および中型株式を網羅するインデックスです。
このように、世界全体を扱うインデックス銘柄というのが多くあります。

これのどれが良い、ということははっきりと断言はできませんが、投資を始めたい初心者の方はこのように海外を相手にするやり方がおすすめです。

もちろんデメリットもあります。
短期で大きなリターンは狙いにくいことです。

ゆっくりと、低リスクで資産を増やしていくことができる、というのがこの海外分散投資のメリットになります。

投資初心者おすすめの方法でゆっくり資産を増やす!

投資初心者におすすめな方法として、海外分散投資を紹介しました。
日本国内しか目を向けていない人は、そんなやり方もあるのかと思ったのではないでしょうか。

これからの世の中、日本国内でうまく資産を増やしていくということが難しくなっていきます。
まずは世界に目を向けてみましょう。

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