バイナリーやFXでトレードをしている人にはおなじみの言葉である環境認識。
もしも言葉を知らないあなたは、まずはトレードをする前に絶対にこの記事を読むべきです。
それだけ重要なものがこの環境認識です。
環境認識は現在の相場の状況を把握することを意味しています。
これを知らずにトレードするには、コンパスもなしに遭難してしまったのと同義です。
こちらについて、詳しく説明していきます。
バイナリーで環境認識は必須?FXでも必ず必要!
バイナリーオプションやFXでトレードをする際には、環境認識が重要なポイントとなります。
重要どころか、それをしないとお金をどぶに捨てるようなもの。
そもそも環境認識とはどんな意味を持っているのでしょうか?
現在の相場の状況を把握することを環境認識と呼びます。
環境認識で良く使われるのがMTF、マルチタイムフレーム分析です。
これは複数の時間足を使った分析方法です。
チャートを確認できるツールのMT4などでは、様々な時間足を確認することが出来ますよね。
このMT4で複数の時間足で現在の相場状況を確認するやり方で、環境認識を行うことが出来ます。
日足・4時間足・1時間足・15分足・1分足などいくつかの短期足から長期足全てをざっと確認し、トレンドの方向を確認します。
移動平均線(MA)やダウ理論などを利用して、方向性があっているかを確認します。
短期足が上昇トレンドだとしても、中期足・長期足が下落トレンドの場合は、大きな流れからいうと下落トレンドです。
短期足が上昇トレンドで、トレンドに逆らわないのが鉄板だと思いロングをすると、痛い目にあいます。
というのも、大きな流れは上昇トレンドではなく下落トレンドなので、短期足で見えている上昇トレンドはすぐに下落トレンドに変わる要素が多く含まれているためです。
バイナリーとは違いFXでは短期決戦を狙うのではなく、デイトレードやスイングトレードなど、決済まで1日以上かかることもあります。
その場合は週足・日足・4時間足・1時間足などを見ておくのが良いかもしれませんね。
自分のトレードのスタイルから、どの時間足を見るかを判断し、そして環境認識を行ってからトレードを行いましょう。
バイナリーで行う環境認識のコツは?
トレードでの環境認識を行う場合のコツですが、2つあります。
1つ目は、細かい部分はまずは見ないでざっくりとした認識を持つことです。
環境認識は大きな流れを把握することが目的です。
チャートは上下の波で形成されていますが、細かい部分にこだわっていては環境認識が終わりません。
ぱっと見て、今は上昇トレンドだな、とか下落トレンドだな、と把握するだけで十分です。
いちいち下落トレンドなのに、ここは少し上昇がみられるななどと見ていると、環境認識に時間がかかりすぎます。
まずはざっくりとで良いので、大きな流れを掴みましょう。
2つ目のコツは、インジケータを表示させすぎないことです。
環境認識では前述のとおり、ざっくり大きな流れを掴むことがポイントとなります。
インジケータを表示させすぎてしまうと、それが気になってしまい正しい環境認識を行うことが出来なくなります。
表示するのはMAだけでも良いくらいです。
まずは表示されているインジケータを全て削除しMAだけを表示してからスタートする、くらいがおすすめです。
MAについてはこちらの記事で紹介しているので、MAについて知りたいという方は参考にしてくださいね。
まとめ
バイナリーで環境認識は必須?
トレーダーにはどのインジよりも重要!
こちらについて紹介してきました。
初心者でも上級者でも、トレードを始める前にはまずは環境認識を行うことが重要です。
まずは木を見るより森、という視点が必要です。