バイナリーでエントリーするとき、水平線を引いていますか?
そもそも水平線がMT4でどうやって引いたらいいかわからないよ。
いやいや、操作くらいはわかるけど、どこに引いたらいいかわからないんだよ。
何分足で引くのがいいんだよ。
などなど、いろいろと疑問が多いであろう水平線。
初心者に向けてMT4の操作から、効果的な水平線の引き方を幅広く紹介します。
水平線は初心者から上級者まで、全ての人におすすめなのでぜひ引き方を覚えてください。
バイナリーの水平線の引き方:MT4での操作
まず初歩の初歩から行きましょう。
水平線をチャート上に引く操作をどのようにやればよいのか、です。
MT4を起動したら、左上を見てください。
矢印、+、|と並んだその横、赤枠で囲ったところに水平線がありますよね?
これをぽちっとクリックします。
クリックしたら、カーソルが水平線ボタンのようになるので、引きたいところでもう一度クリックします。
すると、水平線を引くことができます。
簡単ですよね?
線の太さや色は変更することができます。
この線をダブルクリックすると選択ができるので、選択したら右クリックでプロパティを選びます。
スタイルを変更することで、線種、色の変更が可能です。
バイナリーの水平線の引き方:効果的な線を引く
次は、水平線として機能するところに線を引いていきます。
そもそも水平線の役割は知っていますか?
それはレジスタンスライン・サポートラインとして機能することです。
なので、過去チャートを見てレジスタンスラインになったところ、サポートラインになったところを引いていきます。
レジスタンスライン
レジスタンスラインは抵抗線とも呼ばれて、上に行くのを防ぐ線のことです。
実際に引いていきます。
例えばこんなところです。
上に行こうとして、その後落ちてますよね?
ここがレジスタンスライン。
ここで気になるのは髭で引くのか?
それとも実体で引くのか?
ここは後程解説します。
レジスタンスラインは、1本だけではなくて複数引けることが多くあります。
今回は3本引けました。
根拠となったところを水色の丸で囲んでいます。
レジスタンスラインは、一度跳ね返されたところです。
そのために、次もそこに到達した時に跳ね返されるのでは?と期待ができます。
事実、一番下のレジスタンスラインで次も跳ね返っていますよね?
ここで、いやいやと思ったあなた。
次、簡単に突破されてるじゃない!と思ったんですよね?
レジスタンスラインとはそういうものなのです。
だって、そこで必ず跳ね返されるのであれば、一生価格が上がらないことになりますよ?
なのでここでいうレジスタンスラインとは、「そこで跳ね返される確度が高い線」となります。
可能性の話で、跳ね返される可能性が高い線ですよ、ということを意味しています。
サポートライン
それでは同様に、今度はサポートラインを引いてみます。
サポートラインは反対で、下に行かないように支える線です。
支持線ともいわれます。
今度は色を変えて引いてみます。
もう引き方はわかったと思うので、一度に3本引きました。
また、根拠となるところはまた水色で丸を付けています。
上昇トレンドが強いので、あまり下がっていないため機能しているところは確認できませんが、先ほどのレジスタンスラインを見てみましょう。
きれいにひげ先で反発してますよね?
このように水平線は反発する可能性が高い線となります。
バイナリーの水平線の引き方:抵抗から支持へ
水平線はレジスタンスライン・サポートラインとなる、と説明しました。
この水平線、レジスタンスラインが突破された後は、次にはサポートラインになる、ということもよくあります。
例えば、先ほどサポートラインとして引いた黄色の線ですが、右側の丸のところがサポートラインとなっていたためここに引きました。
しかし、左側を見ると、水色の丸のところがレジスタンスラインとして働いていますよね?
このように役割の転換をすることがよくあります。
これをロールリバーサルと呼びます。
日本語に訳すと「役割転換」です。
バイナリーの水平線の引き方:詳細な線の引き方
先ほど、ひげ先で引くのか、実体で引くのか、という話をしました。
その前に、まずロウソク足と呼ばれるものを簡単に説明します。
ロウソク足は、その名のとおりチャートを形成するロウソクのようなものです。
四角にちょろっと髭のような線が出たり、出なかったりします。
四角の部分が実体と呼ばれ、ちょろっと出ている線が髭です。
詳細は今回は割愛しますが、水平線はどちらで引けばよいのでしょうか?
答えは、どちらでもよい、となります。
いい加減じゃないか、と思いましたか?
でもこれには、明確な答えはないからです。
人によっては実体で引き、人によっては髭で引きます。
相場はどちらを意識されて動くのか、というとその場その場で違ってきます。
そのため、結果としてはどちらでもよい。
正確には、相場に合わせて引く必要がある、という答えになります。
しかし、そんなの毎回毎回どっちが良いか判断できない!ということになりますよね?
なので、自分のやり方で引くのが一番の方法なのです。
まずは実体で引く!と決めたらしばらく実体で試してみてください。
うまくいかない場合は髭先で引いても良いでしょう。
これを繰り返すことにより、どちらが良いかがわかってきます。
また、何分足で水平線を引けばいいのか?という疑問があると思います。
これはエントリー時間に合わせて引く、という答えになります。
15分取引しているのに、1時間足で引いても細かな動きがわかりませんよね?
かといって1分だけで引くと少し細かすぎます。
例えばですが、15分取引の場合は30分足・1時間足で特に意識されている線だけを引く。
その後に、5分足で追加で引いてみる、といったやり方などが考えられます。
バイナリーの水平線の引き方:まとめ
今回はチャート上での水平線の引き方を紹介しました。
また、レジスタンスライン・サポートラインの役割も併せて説明してきました。
全く水平線を引いたことがなくても、引き方がわかったと思います。
水平線は基本となる技術であり、人によってはいろいろとインジケータを表示させてきたけど、結局は水平線だけで勝負できる、という人もいます。
それだけ奥が深いのが水平線です。
この水平線の引き方、ぜひマスターしておいてくださいね。