その1では、貯金の目標は設定した。何を直すか見えてきた。今そんな状況かと思います。それでは実際にお金を貯めようとした際にお金をどこに預けることが一番いいのか?そんな疑問ありませんか?
本記事では、貯金の「預け先」についてとなっています。
銀行?ネット?タンス?
「お金を預ける」ことを考えたときに真っ先に思いつくのは銀行だと思います。
会社の給与の振込先は入社時に銀行を指定されたりしますし、水道光熱費などの公共料金も預金口座からの引き落としも多いとです。
日本国民のほとんどがどこかしらの銀行口座を持っていると思われます。しかし、その銀行にも選び方によっては損をしてしまうことがあるかもしれません。損せずにお金を貯めるために銀行預金の注意点を確認しましょう!
まず、銀行にお金を預けると必ずもらえるものが「金利(利息)」です。
これは、銀行がお金を融資した口座主に対して、1年に1回、定められた金利分を口座に支払うという仕組みです。しかし、今の日本は超低金利時代。大手の銀行の普通預金に預けたとしても0.02%程度の利子しかもらえません。
つまり、100万円を銀行に預けていたとしても利息を年に200円しかもらえない。というのが現状です。コンビニのATMで時間外手数料を支払うと利子分を超過して損をしてしまいます。そのため、日常的にお金の出し入れをする銀行口座は自宅や会社の近くに支店のある銀行を選択するなどしてなるべく時間外手数料を支払わないという工夫も必要になってきます。
また、無駄なお金を支払わないようにするために、ネットバンキングも一つの手です。なぜなら、メガバンクの普通預金の多くは、他の銀行口座にお金を振り込む場合に手数料がかかってしまします。
しかし、ネットバンクの場合は月5回までなら振込手数料無料などのサービスをしているところもあります。また、提携をしているコンビニATMでは24時間ATM手数料無料というネットバンクもあります。ATMでの引き出しや他銀行への振り込みで、利息を超えるような額を手数料としてとられてしまうような損をしないためにもネットバンク口座を持っておくというのも一つの選択肢になるかと思います。
お金を貯めるために定期預金という選択
預け入れや引き出しを日常的に行うメインの口座は、お金の出し入れがしやすい普通預金にするべきですが、お金を効果的に貯めるのであれば定期預金がおすすめです。
定期預金の金利が高くなっているのは、長期で預かるお金のほうが銀行側にとって運用しやすい資金になるためです。
定期預金の預入期間は最短2週間から1か月、1年、10年と幅広くあるので、自分に合っていると思うプランを選択することができます。しかし、同じ1年ものの定期預金でもメガバンクだと金利0.02-0.03%というのが実情ではあります。ネットバンクでは、一般的に0.2%-0.3%というとこも多くあり、10倍の差があります。
「メガバンクとネットバンクでは10倍の差があるならすぐ作ろう」と思う方がいるかもしれませんが「口座開設キャンペーン」というものが7月や11月など会社からボーナスが出る前の時期にキャンペーンがあることが多く、その期間中に口座を開設すると定期預金の利率が上がります。
ある程度貯金がたまってきたらボーナス時期の定期預金の情報、口座開設キャンペーン情報を日ごろからチェックをして効果的に貯金をしていくことが重要だと思われます。
国債と比較すると...
普通預金と定期預金のほかにも、お金の預け先として"国債"というものがあります。期間は固定3年、固定5年、変動10年の3種類があります。固定と変動の違いは金利の見直しの有無です。
固定3年と固定5年は固定金利といい、景気によって金利が変動することはありません。固定3年は0.2%程度の金利、固定5年だと0.8%程度が相場だと言われています。途中解約をすることもできますが解約手数料によって元本を下回ってしまう場合があります。
また、国債の固定3年でも通常のネットバンクの1年の定期金利と同程度となります。このような状況を考えると満期まで最低3年以上かかる国債よりも、1年の定期預金を選択したほうがいい預け方なのではないかと思われます。(5年、10年と預けるとなると国債もいいです)
まとめ
今回はお金の預け先についてでした。普通預金と定期預金の違いなど知っていましたか?利用手数料など無駄な出費を減らす工夫としてネットバンクまだ持っていない方は作成するというのもいいかなと思います。自分のプランに合わせて国債と定期預金組み合わせてみるのもいいですね♪
製作:Cafa